沖縄本島の人気シュノーケリングスポット&ダイビングスポット
アポガマ(マーメイドグロット)/ウドゥイガマ
那覇空港から車で50分のところにある恩納村の人気スポット「アポガマ」を紹介します。
「マーメイドグロット」とも呼ばれています。
すぐ隣の「ウドゥイガマ」からエントリーすることもできます。
※海難事故が多い場所なので最後の「注意事項」をしっかり読んでください。
レベル | 中級 |
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エントリー | 磯(アポガマ)/砂浜(ウドゥイガマ) |
ベストな風向き | 南東 |
流れ | 強いことがある |
水深 | 〜30m |
透明度 | 20〜30m |
駐車場 | なし |
更衣室 | なし |
シャワー | なし |
トイレ | なし |
見どころ | スズメダイ、サンゴ、トンネル、クレバス、ネムリブカ、ウミガメ、回遊魚 |
エントリー方法
アポガマからエントリーする方法を紹介します。 近くの公道から海へ降りていく獣道があります。 滑りやすいので気をつけましょう。
獣道を進むと海が見えてきます。
ビーチは下のような感じになっていて、左側に見える洞窟のようなところが「アポガマ」です。 アポガマの洞窟の中も面白いので最後の方で詳しく紹介します。
サンゴ
恩納村らしくミドリイシ系のハードコーラルがよく育っています。 台風などで壊れては数年かけて復活する、ということを繰り返しています。
トンネル
いくつか面白いトンネルがあります。 エントリーして150mくらい進んだところに水深10mくらいの3つ又トンネルがあります。
アポガマのちょうど裏の辺りには水深15mくらいの5つ又トンネルがあります。
そこからさらに300mくらい北北東へ進んだところには水深20mくらいのきれいなトンネルがあります。
動画で観たい方はYouTubeのサブチャンネルに紹介動画をアップしているので観てみて下さい。
ウミガメ
アポガマの裏側のリーフエッジからアウトリーフにかけてはアオウミガメが結構いっぱい居て、しかもあまり逃げないのでゆったり一緒に泳げます。
初夏にはアカウミガメも現れます。
サメ(ネムリブカ)
水深20mくらいのところにネムリブカ(ホワイトチップ)の巣穴があって、小さめのネムリブカがいつも3匹くらい寝ています。 動画で観たい方はYouTubeのサブチャンネルにアップしてるので観てみて下さい。
大きめのネムリブカに会いたい場合は、エントリーして左側に行ってみましょう。 メートル超えのネムリブカが何匹か居ます。
キホシスズメダイ
サンゴの上にはキホシスズメダイが群れています。
オキナワスズメダイ
キホシスズメダイと一緒にオキナワスズメダイも群れています。
キンギョハナダイ
キホシスズメダイ達の下にはキンギョハナダイも群れています。
ハナゴイ
キンギョハナダイ達より少し深いところにはハナゴイも群れています。
オヤビッチャ
餌付けされていないので逃げ足は速めですが、オヤビッチャも群れています。
アマミスズメダイ
ドロップオフ沿いにはアマミスズメダイも群れています。
グルクマ
アウトリーフにはグルクマが群れています。
バラクーダ
いつでも会えるわけではありませんが、メートル級のバラクーダもいます。
マダラトビエイ
いつても会えるわけではありませんが、マダラトビエイもいます。
回遊魚
速すぎてなかなかじっくり観察するのは難しいですが、ツムブリやイソマグロ、キハダマグロなど、アジ系やサバ系の回遊魚が周って来ます。
クレバス
ちなみに地形はトンネルだけではなくてクレバスもいっぱいあります。
アポガマ
最後に、アポガマ本体?を紹介します。
このプールに潜ると、更に洞窟の中を通って裏側に抜けられます。
YouTube
注意事項
ここは海難事故がとても多いビーチです。
一見すると安全に泳げるビーチに見えますが、浮き輪で遊んだりするようないわゆる海水浴場ではありません。 流れが速かったり、干潮時に波が立ちやすかったりするので、海況判断や安全管理のスキルが無い人は安易に泳がない方が良いと思います。 もし泳ぐ場合は必ずフロート(ブイ)を携帯しましょう。
また、駐車場が無いので、車で行った場合は道路駐車することになると思いますが、地元の方々の迷惑にならないように「交差点から5m以上離れる」「右側を3.5m以上空ける」などの法律をきちんと守りましょう。