沖縄本島の人気シュノーケリングスポット&ダイビングスポット
大度海岸(ジョン万ビーチ)
サンゴは少ないですが、トンネルがたくさんあるので、トンネル好きにおすすめのポイントです。北風に強いポイントなので冬場に重宝します。
レベル | インリーフは初級、アウトリーフは中級 |
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エントリー | 砂浜の先にちょっと岩場 |
ベストな風向き | 北 |
流れ | 強いリーフカレントに注意 |
水深 | 20m以内 |
透明度 | 20m以上。秋〜冬の方が良好。 |
駐車場 | あり(無料&有料)。無料駐車場満車時は有料駐車場へ。 |
更衣室 | なし(シャワー料金を払ってシャワー室で着替えることは可) |
シャワー | あり(有料) |
トイレ | あり |
エントリー方法
砂浜のビーチですが、砂浜の先に岩場があるので、裸足でエントリーするのはすすめしません。
インリーフの第1プール
インリーフには、左右に約400mくらいの大きなタイドプール(第1プール)があります。
この天然プールは水深3m前後で、アオウミガメが何匹か住んでいます。
満潮の時の方が遭遇率が高めな気もしますが気のせいかもしれません。
カクレクマノミ(ニモ)の家族も住んでいます。
青が映えるソラスズメダイやゼブラカラーのリュウキュウスズメダイも住んでいます。
こちらはボラの群れ。
そしてシマハギの群れ。
秋になるとミジュンの群れも入ってきます。
リーフエッジの第2プール
リーフエッジには3つのタイドプール(第2プール〜第4プール)があります。 ビーチから見て右端には人口の水路もあります。
第2プールは水深4m前後です。
大きなキノコ型のサンゴが目印です。
アカヒメジが住んでいます。
ソラスズメダイもたくさんいます。
第2プールから第3プールの間は枝サンゴの子供が可愛いです。干潮時はサンゴが水面に出るくらい浅くなることがあり、そういう時はここは通れません。
リーフエッジの第3プールと第4プール
これは第3プールで撮った写真です。水深は7m前後です。
これは第4プールで撮った写真です。水深は10m前後です。
第3プールと第4プールの間は3本のトンネルでつながっています。
こちらはトンネル①の入口です。入ると真っ暗ですが、信じて進むと左上に明かりが見えてきます。その明かりに向かって進むと今度は左下に出口が見えてきます。水深は7mくらい、長さは23mくらいです。 入口から出口が見えないので、よほどトンネルくぐりに慣れてない限りくぐらないことをおすすめします。
トンネル①の出口です。
こちらはトンネル②の入口です。真っ暗に見えますが入口まで行くと上の方に出口の明かりが見えます。水深は7mくらい、長さは12mくらいです。
トンネル②の出口です。
こちらはトンネル③の入口です。入ると真っ暗ですが、信じて進むと右に明かりが見えてきます。水深は7mくらい、長さは20mくらいです。 入口から出口が見えないので、よほどトンネルくぐりに慣れてない限りくぐらないことをおすすめします。
トンネル③の出口です。
波が高い時は第3プールで波遊び(崩れる波を水中から観察)もできます。
アウトリーフ
アウトリーフへは第4プールからも出れますが、安全に出るなら水路を通る方がオススメです。
水路を出たところにはハマクマノミ団地があります。
ハマクマノミ団地から左に進むと三又トンネルがあります。水深は10mくらいです。入口はここと、
ここ。
出口はこんな感じ。
トンネルから少し沖に向かうとカマスの群れに会うことがあります。
秋の方が遭遇率が高い気がします。
バラクーダに会ったこともあります。
ロウニンアジ(GT)に会ったこともあります。
アウトリーフにもカメはいますが、インリーフのカメと違って逃げる子が多いです。
ホワイトチップ(ネムリブカ)にも結構よく会います。
結構大きい子も居て、ビックリすることがあります。
地形エリアを抜けると100m×200mくらいの砂地があります。
水深は20mくらい。
ここでもカメに会えます。
運が良いとマダラトビエイにも会えます。
上の写真と下の写真は @tgky504 さんが提供してくれました。ありがとうございます。
トンネルやクレバスは他にもたくさんあるので探検してみてください。
大度海岸で撮影したHitoiki作品
沖縄に移住してきて間もないころに作った作品です。
大度海岸は海から初日の出を観ることができます。
注意事項
水路は基本的には上潮ではアウトリーフからインリーフへ、下潮ではインリーフからアウトリーフに向かって流れます。 ただし、波が高い時は上潮でもアウトリーフに向かって流れます。 流れが強い時は、流れに逆らって泳げないほど激流になるので、そういうときは無理せずリーフの上を歩いて帰る方が無難です(素足orソックスでは痛くて歩けません)。 また、いったんアウトリーフに出てしまうと帰り道が分かりにくくなるので、慣れるまでは水路から離れすぎないことをおすすめします。
水路には釣り人が居ることがあります。また満潮前後の時間帯は波乗りの方も大勢いらっしゃいます。お互い気持ち良く楽しめるように気を使いましょう。